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今月の健康ワンポイントアドバイス

 

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2025年 4月 「ロングフライト血栓症

 

 

この3月、妻の母親が自宅近くのバス停で突然意識を失い、周囲の方々が救急車を呼んでくださいました。病院のICUから電話があり、慌てて駆けつけることになりました。原因は足の静脈にできた血栓が移動し、心臓の血管を塞いだことでした。
幸いにも治療が早く、血栓を溶かす薬によって一命を取り留めることができました。年齢が86歳と高齢であるうえ、一人暮らしで水分補給が十分にできていなかったことも原因のひとつと考えられるとのことでした。
ロングフライト血栓症のリスクとしてあげられるのは
50歳以上の高齢者や肥満、糖尿病などがある人、骨折や大きな手術から2、3ヶ月以内、産後1か月以内の人、経口避妊薬を服用している人なども血液が固まりやすいので注意が必要です。
下肢に静脈瘤があったり、過去に足の手術をした人なども長時間の飛行機などの移動などは注意が必要です。
対策としては普段から適度な運動な水分補給を怠らない充分な睡眠など当たり前のことですが誰にでも起こりうることだなと思った次第です。

 

 

2025年 3月 「花粉症について

 

 

3月になった途端に天気予報では花粉の季節がやって来た~と言い出しました。花粉症持ちの方は敏感になっておられるのではないでしょうか。


でも、花粉症の症状がある人とない人がいるのはなぜでしょうか?

 

花粉


それは身体の「制御性T細胞」の量が違うせいで花粉による免疫の暴走抑えてくれるのです。
では「制御性T細胞」を増やせばよいということになり、増やすには花粉症の原因の一つのビタミンDの不足している人が多いからです。
リモートワークで外に出ない人や、女性で日焼け止めを塗っている人、日頃魚をあまり食べない人にビタミンDの不足が多いです。
だから「健康的な食事」「少し外に出て日光に当たること」も大切です。
緑内障・視力次に身体の中の免疫細胞の実に70%から80%が腸の中にあるので乳酸菌などを摂ることが大切です。プレバイオティクスを含むサプリなども摂ることにより腸内環境を整えるのも良いかと思います。
でも何と言っても食べ物が大切ですね。花粉症の薬は身体のヒスタミンを抑えるものでそれには葉酸が含まれています。
ですから、ほうれん草やブロッコリーの緑黄色野菜、イチゴ、レバーなどなど葉酸を含む食べ物が大切で健康的な身体を作ることが花粉症対策だと言えます。
もちろん花粉を吸わないようにマスクし、家では衣服に着いた花粉を払うなど、持ち込まないように気を付けて下さい。


当院のHPにも花粉症の治療について載せていますので参照ください。
鍼灸で疲れを取り免疫力を高めることが花粉症を発症しても確実に軽くすみますよ!

 

◆ 花粉症に効く鍼灸のツボ

 

●晴明 (せいめい) 目頭の内側で鼻陵をはさんで指圧するとズーンとする所です。
●迎香 (げいこ) やはり鼻の通じを良くします。鼻孔のふくらみの外側です。
●上星 (じょうせい) 前髪の生え際から指1つの幅を上に上がった所で押さえると痛く凹む所、蓄膿にお灸をして効果があります。


顔面ツボ上記のツボは即効がありますが、上に説明したツボ以外にも全身の根本治療をしたほうが良いと思われる脾臓、腎臓のツボにも鍼や灸を施します(お灸も心地良い熱感で、熱くなく火傷や痕も残りません)。

今年の春はさわやかな気分で過ごしましょう。

私がいつも参考にしているYou tube 薬剤師ピヨの動画を参考にして書きました。

 

 

 

2025年 2月 「緑内障に注意

 

 

先日、緑内障がすすんでこのままだと失明すると言われた方が来院されました。白内障は加齢とともに発症することが広く知られていますが、緑内障については聞いたことがあっても詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
緑内障・視力視野に欠けている部分があるが自分では気付かないことが多く、急に嘔吐や激しい頭痛を起こす場合もあり目の痛みやかすみ、視力の低下などの症状がありますが原因ははっきりとは分かっていないそうです。例えば、車の運転中に標識の上部が見えなかったり、道路の端の様子が分からず、飛び出してきた人や障害物に気付けず事故につながることもあります。

緑内障になりやすい生活習慣として、以下のようなものが挙げられます。

 

■高い枕の使用(目や脳への血流が悪くなり眼圧が上がる)
■うつ伏せ寝(眼球が圧迫され眼圧が上がる)
■長時間の下向き作業(PCやスマホの使用により首の血流が悪くなり眼圧が上がる)
■喫煙(血流が悪くなり目の健康に悪影響を及ぼす)

 

鍼灸治療においても目のかすみや目の奥が痛い、視力の低下などに効果があるツボもあり緑内障が進むのを抑える効果がありますが眼科の治療と並行にされていくと良いと思います。 特に40歳以上の方は、定期的な眼科検診を受けることをおすすめします。
目の健康を守るためにも、早めのケアを心がけましょう。

 

 

2025年 1月 「寒さと頭痛

 

 

今日は1月4日で正月休診中ですが常連の患者様から電話があり、「頭が痛くて助けてください」と電話がありました。50歳の女性でよく肩こりや胃腸の痛みや頭痛を起こすが、前日は初詣などで身体が冷えていたのか、今朝の寒さで後頭部の痛みや首のスジが痛いと訴えられていました。彼女は大学の事務職でPCもよく使うデスクワークが多い仕事の故に、寒いときは余計に肩こり、首凝りも強く緊張型の頭痛が疑われます。
対策としては軽い運動やマッサージをして普段から首周りを冷やさないことに注意し、眼精疲労がある場合はマッサージで血流をよくホットアイマスクなども有効な手段です。
食事にも気を付けて、身体を温める効果がある生姜(しょうが)、ニンニク、ネギ、根菜類も摂るように心がけましょう。
鍼灸のツボとしては、こめかみのところにある頭維(ヅイ)、肩のちょうど押して気持ちの良い肩井(ケンセイ)、首の後ろで頭髪との境の凹んだところの天柱(テンチュウ)を押すのも有効ですのでぜひ試してみてください。


2025年も、皆さまが健康で元気にお過ごしいただけますよう心よりお祈り申し上げます。また、当院の鍼灸がそのような健康面でのお悩み解決の一助となれるよう、努力してまいります。

 


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